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大湊 友也*; 山影 相*; 加藤 岳生*; 松尾 衛
Physical Review B, 105(20), p.205406_1 - 205406_7, 2022/05
被引用回数:9 パーセンタイル:79.16(Materials Science, Multidisciplinary)We investigate ferromagnetic resonance (FMR) modulation in -wave superconductor (SC)/ferromagnetic insulator (FI) bilayer systems theoretically. The modulation of the Gilbert damping in these systems reflects the existence of nodes in the -wave SC and shows power-law decay characteristics within the low-temperature and low-frequency limit. Our results indicate the effectiveness of the use of spin pumping as a probe technique to determine the symmetry of unconventional SCs with high sensitivity for nanoscale thin films.
Heffner, R. H.; Bauer, E. D.*; Chung, B.*; Fluss, M. J.*; 髭本 亘; 伊藤 孝; MacLaughlin, D. E.*; Morales, L. A.*; Morris, G. D.*; 大石 一城; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 75(Suppl.), p.14 - 19, 2006/08
Puの磁性及びPuCoGaの超伝導について報告する。Pu金属の基底状態、特に磁気的状態は固体物理における基本的かつ興味深い問題である。われわれはSR法を用いて型及び型のプルトニウム金属についての測定を行い、実験的に存在しえる磁気モーメントの上限を決定した。またPuCoGaにおいて磁場侵入長の測定を行い、温度に比例して増加することを見いだすとともに時間反転対称性があることを確認した。これらの結果は偶パリティを持つ超伝導状態と一致する。
酒井 宏典; 徳永 陽; 藤本 達也; 神戸 振作; Walstedt, R. E.; 安岡 弘志; 青木 大*; 本間 佳哉*; 山本 悦嗣; 中村 彰夫; et al.
Journal of the Physical Society of Japan, 74(6), p.1710 - 1713, 2005/06
被引用回数:78 パーセンタイル:90.06(Physics, Multidisciplinary)超伝導転移温度が約9Kの超ウラン化合物超伝導体PuRhGaの単結晶を用いて、Ga核磁気共鳴実験を行った。約29.15MHzに-Gaサイトに相当するGa核NQR信号を観測した。そのNQRラインを用いて核磁気緩和率を測定した結果、この系では直下に通常観測されるべきコヒーレンスピークが無いこと、及び、以下でに従うような温度依存性を示すことを明らかにした。この結果は、PuRhGaが異方的超伝導ギャップを有することを強く支持する。また、そのギャップの値と超伝導状態における残留密度比をフィットから見積もった。
野村 拓司; 山田 耕作*
日本物理学会誌, 59(12), p.893 - 897, 2004/12
格子振動によって媒介される従来の超伝導においては、クーパー対を形成する2粒子間の相対角運動量が波つまりの散乱振幅が引力になっていることが重要であった。本稿で対象とする異方的超伝導では、散乱振幅のの成分が強い引力になっていることが本質的である。銅酸化物超伝導体をはじめとするさまざまな強相関電子系で実現されている異方的超伝導が、フェルミ液体論に基づいてどのように統一的に理解されているか、最近の発展を踏まえて解説する。
芳賀 芳範; 稲田 佳彦*; 桜井 健司*; 常盤 欣文; 山本 悦嗣; 本間 徹生*; 大貫 惇睦*
Physica B; Condensed Matter, 284-288, p.1291 - 1292, 2000/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)UPdAlで実現している重い電子状態を明らかにするため、ドハース・ファンアルフェン効果の測定を行った。この目的のために、精製ウランを用いた高純度単結晶を育成した。本研究で、サイクロトロン有効質量65mの極めて重い軌道を発見した。この値は、これまでに報告されている120m(CeRuSi)、100m(UPt)に匹敵する。
芳賀 芳範; 稲田 佳彦*; 山上 浩志*; 桜井 健司*; 常盤 欣文; 山本 悦嗣; 本間 徹生*; 大貫 惇睦*
Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.780 - 781, 2000/06
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)重い電子系超伝導体UPdAlの高純度単結晶を育成し、ドハース・ファンアルフェン(dHvA)効果の観測に成功した。極値断面積の角度依存性は過去の報告と一致した。本研究では新たにと呼ばれる新しいブランチを発見した。この軌道は有効質量が65mと極めて重くなっていることが見いだされた。
目時 直人; 小池 良浩*; 芳賀 芳範; 大貫 惇睦*
Physica B; Condensed Matter, 259-261, p.660 - 661, 1999/00
被引用回数:2 パーセンタイル:16.46(Physics, Condensed Matter)われわれの最近の研究から重い電子系超伝導体UPdAlの磁気励起スペクトルに超伝導ギャップが出現することを発見した。今までの実験では反強磁性ブラッグ点近傍のみに磁気励起が観察されていた。今回装置の感度を上げ、より広い波数領域にまで測定範囲を広げたところ、UPdAlの磁気秩序とは異なる反強磁性モード(0.5 0 0.5)においても超伝導転移にともなってギャップを示すことを発見した。
髭本 亘; 伊藤 孝; 吉田 良行*; Baines, C.*
no journal, ,
SrRuOはスピン三重項超伝導状態が実現しているものと考えられているが、今でも異論もある。例えばスピン三重項超伝導はNMRのナイトシフト測定が重要な根拠を与えているが、磁場をどの方向にかけてもナイトシフトの減少が見られないことなどが完全には同意が得られていないと言える状況にある。NMRがRF侵入長領域での測定がなされるのに対し、ミュオンは物質深部の情報を与えるもので、異なる位置での測定となる。今回SrRuOにおけるミュオンを用いたナイトシフト測定について報告する。